山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ひとを動かす魅力。

ひとを動かす動機ってなにかしら…と思う。

先日、後輩2名とともに、再び、ゲッターズ飯田氏の占いに行ってきたんだけど、その帰り道、昔ながらの喫茶店を見つけて入り、後輩2名とノンアルコールで(私も後輩も飲まないので)、24時くらいまで話した。

で、後輩のひとり(男子)は、結構「お金」というモチベーションが強い。「これはもうかる」「これはあたる」という視点でものを見るのね。もちろん、自分が「やりたいか」という視点もあるけど、「もうかるかどうか」をかなり重要視する。

その勢いで、ファイナンシャル・プランナーの資格をとったり、不動産関連の本まで書いていた。

こういうひとは、将来必ず、それなりのお金持ちになる。占いでも、「小銭を儲ける」と言われてたし。

わかる気がした。

飯田さんには、またもや、「ことだまのひとなので、ヤマダさんが口に出したことは実現する」って言われちゃったよ。

これからはもっと、自分も「うまくいく」って言うことにしようとあらためて決心しました…笑。

で、タイトルに書いた、ひとはなにによって、動くかって話。

ここ最近、自分は、ドキュメンタリーに興味があって、複数の企画を進めている。そのほとんどが、自分から企画したもの。

いろんな縁で知りあったひとたちを見ていて、「あーなんか面白いなー」と思うと、その自分の感じた「面白さ」をかたちにしたくなるんだよね。

その時、自分を動かすのは、対象の魅力…というしかない。

そのひとがやっていること自体が面白かったり、すごかったり…というのが基本にあるけど、でも、いくら、「すごいなー」と思うひとでも、「ちょっとやなひとだな」って感じると、モチベーションが下がってしまう。

人物に迫るドキュメンタリーの場合、やっぱりそのひとの業績だけじゃなく、そのひとの持つ魅力が大事なんだよなーと。

いえ、単純な話です。

このひと、面白いなー、いいひとだなーって感じると、えーい、なにがなんでも作る、頑張る、って気になる。

それこそが「ひとを動かす魅力」ってやつだと思う。

こういうものって、果たして学習で身に付くものなんだろうか。

監督業の一部には、「この監督のためなら頑張ろう」と思わせる演出力も必要…って大先輩から聞いたことあるけど、それはまさにそうだろうーと思う。なので、監督業のひとは、「愛されキャラ」のひとが多い。

どーしようもない奴だけど、なんか、助けたい、手伝いたいって思わせる力。これを持っている方が多いです。

女性の場合、ここらへんが、微妙になってくる。一番強いのば「美しい女性」です。これはホントに強力なのね。

「美しい」とですね、彼女に近づきたい、助けたい、仲良くしたい…というモチベーションで、強力してくるひとがたくさん集まるわけです。プロデューサーにしろ、編集者にしろ、出資者にしろ。

なので、若くてきれいだと、割と簡単に本が出せたり、映画が撮れたりします。

で、見る側、読む側も同じなので、結構売れたりもする。そうして、三方幸せになる…という法則があります。

おっと、そういう話ではなかった。

それは自分にはあんまり関係ない話であった。

じゃなくて、ドキュメンタリーやっていると、やはり、それは相手の魅力だってことだ。面白いひと、魅力的なひとのためには、なんとでも頑張ろうーと思うということ。その部分では、お金じゃないです、全然。

計算あんまりしないし。

…というわけで、現在、複数の魅力的な人物を追いかけるドキュメンタリーがしゅくしゅくと進んでいます。

すでに撮影が始まるものもあります。

おいおい報告したいと思います。

一番若い子は、20代の若手俳優くん。最高齢は、60代の女性であります。その他にもいろいろね。うふふ。

今年はドキュメンタリー界でがんばろ。