山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

生命レベル低下につき。

ここ、最近見たものを書いておきます。

「ろりえ」という早稲田系の劇団の「三鷹の化け物」という芝居を見ましたよー。

妙にテレビっぽい話題で始まるのですが、壊れ方が異様で面白かったです。

久しぶりにずっと笑いました。毒のある笑いの好きな自分ですが、ろりえは、毒っていうより、脊髄反射的に笑わせてくれます。

へんなの、ところどころが。へんでした。

エロいんだか、エロくないんだか、よくわからないとか、とにかく、断定を許さない感じ。

で、昨日は、今の演劇界の最先端っぽい四人の集まった舞台を見ました。

ハイバイの岩井秀人氏、五反田団の前田司郎氏、毛皮族の江本純子氏、サンプルの松井周氏、といういずれ、劣らぬ、才能あふれる演出家であり、作家であり、俳優であるところの四人が集まっての舞台。

その名も「四つ子の宇宙」

で、まさかの宇宙もの。それぞれの個性がぶつかり合い、どこからどこまでが誰の演出で提案なのか、わかるようでわからない、展開の読めない作品でした。

しっかし、それぞれがみんな、芝居もうまいというか、みせるし、笑かすし、なんだか、すごい世代なんだなーって思いました。

自分はちょっと体調不良だったので、もっと楽しめるところでしたが、ふらふらしてて、つらかったです。
舞台って、生身の人間を見るので、こっちに体力ないとへろへろになるってわかりました。

それにしても、生き物を見るのはいいことです。

結局、生き物が生きているのを見るのが好きなんですよね。

舞台も映画もね。小説も生き物の話ですし。

もちろん、犬や猫を見たり触ったりが好きなのも、生き物が好きだからでした。

ここのところ、生命レベルが個人的に落ちておりますが、それでも生き物を見て、力をもらおうとしています。

映画は、デンマークの女性監督の「幸せな孤独」を見ましたよー。「未来を生きる君たちへ」が良かったので、同じ監督の作品を見ました。

非常に辛辣であり、でも、深く人間を描いていると思いました。ひとの欲望と弱さに関する映画です。

それから、アメリカのテレビドラマ「ビックバンセオリー」を続けてみてます。

いやーこれ、マジ、面白い。

四人のオタクであり、物理の天才である青年たちと隣に住んでいるウエイトレスで美人でちょっとバカの女子のお話です。

こういうの見ると、アメリカのエンターテイメントの底力ここにあり、って思います。

私はアメリカのテレビドラマ、かなり好きでよく見てますけど、結局、日本だと、韓流のが人気ですよね。

なんでかなー。

韓流にはちーともはまらんですよ。

まあ、そんなわけで、なかなか、メジャーになれない自分です。とほほ。

では、生命レベルが落ちているので、まとまったこと書けませんで失礼いたします。