山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

あつい5日間が終わった。

今日で無事、東京国際女性映画祭が終わりました。

かれこれ、毎日会場に通うことになり、それでも見れた映画は、スペインの「あなたのひとこと」と台湾の「手に手を取って」の2本だけでした。

ちょうど、上野千鶴子さんのdvdの完成と重なって、昼間は映画祭、夜は編集とかMAとか直しとかで、フルで働いてました。

忙しいのは慣れてるけど、昼間の映画祭のほうは、登壇もあったりするので、普段より見た目に気をつけないといけない分、大変なんですよねー。

忙しいとノーメーク、毎日ジーパンになってしまうけど、そういうわけにもいかなかったし、ちょっとおしゃれして望みたいときもあったしで、ハードスケジュールでした。

でも、やっぱり映画祭は楽しい。

いろんな国のひとに見てもらえるし、直に感想を聞くことができるから。

今回うれしかったのは、30代の女性監督に、自分の映画をずいぶんと気に入ってもらえて、それが一番うれしかったよー。

女性監督にしか撮れない映画ですよ…って言ってもらえて、泣きそうになりましたー。

あと、台湾の舞台女優さん、彼女も30代からも、よかったー!って言ってもらえたのがうれしかった。あと、韓国の映画祭の女子からも…。

もうそういうおほめの言葉だけで、あと10年は生きられる…と思っちゃいます。

ほんと、映画とってから人生がだいぶ変わりました。

テレビは、たぶん、200本くらい(いや、もっとかな)作っているけど、テレビ何本作っても変わらないけど、映画になると、ぐっと変わるのはなんだろう。

見てくれたひとと直接つながることができるからかな。

それと、テレビは公共のものだけど、映画はどこまでも、「自分」だからかな。

とにかく、ちょっと自信が回復しました。

また、やってみよう…と思えた。

見てもらえて、面白かったって言ってもらえることの無上の喜びよ。

そんなわけで、ハッピーで怒濤の5日間でした。

明日から年内は、次のビッグプロジェクト、ミニ、鎮魂の旅、第二弾に出ます。

明日からはさっそく準備だよ。

今日、すでにエアは予約した。

待ってろよ、犬たち!