山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ジャパンセンターでお買い物

ロンドン6日目。

今日は、午前中、英語の学校だけなので、ちょっとリラックス。

学校も2日目なのですっかり慣れた。

たった2日で慣れてしまっていいのかと思うけど、もともとの性分はなにごともにも臆病で慣れることができず、人見知りで、口数の少ない、超shyな少女だったんだけど、長い間の、テレビディレクター人生で、一面は変わった。

どこへ行って、誰に会っても、わりと緊張せずにどんどん話せたり、すぐ慣れたりできるのは、仕事のおかげだ。仕事でいろんなところへ行き、物怖じしてたら話にならないので、聞きたいことを聞き、撮りたいものを交渉して撮る…ということから、ある種の勇気はつきました。

しかし、いつでも、内面には、か弱い少女がいることをお忘れなく。小説書いてるとそっちが肥大しますけれども。

英語の学校には、ロシア人が多い。ロシアってイメージではすでに英語に堪能なひとが多いのかと思っていたけど、ロシアは広いからいろいろなのかもしれない。

ロシアについては、もちろん、多大なるシンパシーがある。何しろ、大学の4年間、ロシア文学を学んだので。少しだけロシア語も話せるし。

なので、英語とロシア語少々をしゃべってます。

学校のあとは、ジャパンセンターというところへ日本食を買いに行った。特にご飯が恋しいというわけでもないけど、とりあえず、買っておこうと。

ジャパンセンターは昨日も行った、ピカデリーサーカスにある。ロンドンでももっともにぎやかなところ。

銀座みたいな場所かしら。

まずは、ランチを食べた。和食系のファーストフード店へ。

ずっと、高カロリー食が続いているので、怖くなったんです。



「ベジタブル、ヌードル」ってあったから頼んだら、なんか、みそ汁みたいなものがきた。4ポンドくらい。



なんだ、トーフとわかめのみそ汁じゃねーか!って、急に野蛮な気持ちになったけど、一口食べたら、たいへんストレンジな味。



トーフとわかめのみそ汁に、レモングラスと唐辛子と春雨と野菜少々が入ってる感じ。うひゃ、へんな味!

大失敗だ、なう!とか思っていたけど、二口目くらいから、「案外、美味しい」に気持ちが変わって行くからわからない。

レモングラスとみそが案外合う。さっぱりして美味しかった。

ランチのあと、にぎやかなまちを歩き回った。ほとんど、なにも考えずに。

そしたら、あっという間に日が暮れた。はえーよ、ロンドン。

夕暮れ時、かの有名なフォートナム&メイソンの前を通りかかった。

テレビのひとがウインドウを撮影していたので、懐かしくなる。

友達じゃないかと思ってしまうのね。



けど、テレビが取材するほど、そんなにここのウインドウはすばらしいのだろうか。

疑問を明らかにするまてに、“より”(up)も撮った。



ふうむ。なんだか古くさいように思えるが。

きっと、「フォートナム&メイソンのウインドウも、クリスマスの装いになりました!」というような季節のニュースの定番なのかもしれない。

日本で「羽子板市が始まりました…」っていうのが、お正月の定番みたいに?

そして、なかに入り、クリスマス気分を味わった後、ケーキ購入。



これがねー、すっごい美味しかった。カップケーキ2個とラズベリーマカロンで6ポンドくらい。

思ったより安い。カップケーキに乗ってるクリームが、軽くて美味しい。なんだろう、あれ。シュガークリームってやるかなあ。(一応、いっておくけど、一度に全部は食べてないですよ)

で、次に脚を止めたのは、大型書店。ウインドウには…。



おー、Haruki Murakami! 1Q84が輝いてました。

すごいな、Haruki MUrakami。

ロシア人から、harukiとryuは兄弟か?って聞かれたので、「親子だ」って教えておきました…嘘。

そして、いよいよジャパンセンターにつき、いろいろ購入。



ご飯とインスタントラーメンと焼きそば。

普段、日本ではインスタントラーメンとか10年に一度くらいしか食べないけど、一応買ってみた。

お米を買うかどうか迷ったけど、それほど食べないような気がして、レンジで暖めるものに。

昨日、中華料理を食べて、その残りの鶏の照り焼きみたいなものと中国野菜の炒め物がある。

これを焼きそばといためようというわけだよ。

そんなこんなの一日でした。

いやー学生って楽。

仕事してないと、緊張感ゼロで、楽。

いいのか、こんなんで。