山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

新年・初アニマルホーム。

ロンドン56日目。

今日は、年明けて初めて、アニマルホームへゆきました。

すっかり、通常業務になっていて、忙しそうでした。

猫の施設を撮影したり、動物病院でマイクロチップを入れるところを見せてもらったりしました。

それから、ホームの広報の人にインタビューして、今のイギリスの犬猫事情について聞きました。

動物愛護がとても発達している国ですが、一方で、安易に犬猫を買って、飼育放棄する飼い主もあとをたたないそうです。

インターネットで犬猫販売をするところが増え、それにともなって、飼育放棄する飼い主もぐっと増えたそう。

簡単に買えるから、気軽に手に入れ、実際に飼ってみたら、世話が大変で、思ったよりかわいくない…そういう理由で、アニマルホームへ犬猫を連れて来るひとが多いそう。

ペットはかわいい…と思うひとが増えれば増えるほど、放棄するひとも増えてしまうというよくない循環があるんですよね。

なんでも、多くのひとが関心をもつと、光と影が生まれてしまう。

何度も経営危機に陥りながら、それでも125年も続いているというのに驚きです。

撮影のあいまに、コウ(秋田犬)と散歩したりして、あっという間の一日でした。

夜は、久しぶりに中華を食べて、満足。

寒かったので、身体がしんから冷えました。

明日はお休みなので、ちょっとゆっくりします。

そろそろ、帰国の準備をしなければ…。

荷物のパッキングが一番心配です…とほほ。