山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

この世の終わりの顔。

今日は、映画の取材で、ステキなカメラマンに写真を撮ってもらいました。

設定がえ、衣装替えもして、なかなか楽しい時間でした。

いずれ、webにアップされるので、楽しみに待ちたい。

しかし、被写体になるというのは、非常にたいへんなことなのだ。

そもそも、映されるほどの表皮を持っていないし、

日頃から、普通にしているつもりでも、

「怒ってるの?」「具合悪いの?」と聞かれるくらいに、愛想がなく、

およそ笑顔の似合わない自分である。

祖父が絵描きだったので、子供の頃の絵が残っているが、たいてい、口を「への字」に曲げている。

その絵を見たひとが、爆笑して、「わー子供のころから、機嫌悪い」と言っていたのを思い出す。

ほっておくと、落ちてしまう。

ので、写真を撮ってもらっている間は、近くのひとと話してもらったり、遠くを見ながら、犬のことを考えたりした。

そうしないと、この世の終わり、みたいな表情になるからね。

どんな写真になるか、お楽しみに-。