長い散歩に出かけようと思っていたのに、
雑事をこなしていたら、すっかり日が暮れる。
それでも一度決めたことだからと、2頭の犬を連れて、出発。
うちから歩いて20分くらいの、都内でも大きな公園はすっかり日が暮れていた。
あー真っ暗だなーと思う。
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/akane-yama/20191010/20191010224953.png)
ちょっと気をつけて、さっさと雑事をすませれば、
太陽のある時間に到着できて、
光を感じ、樹木を仰ぎ、池のアヒルや公園を歩く人達を見ることができたのに。
真っ暗だし、寒いし、誰もいない。
むしろ、トラブルに巻き込まれるんじゃないかって心配になるくらい。
で、やや足早に歩く。
しみじみ、マヌケと思う。
このようにして、何にでも遅れている。
まるで自分の人生のようだわ、と夜の公園で思う。
たいてい、どんなことにも遅れてしまう…。
が、
遅れるけど、公園には着いたし、犬たちは嬉しそうだし、
人生のほうも、いろいろ遅れているけど、やろうと思ったことはだんだんできているから
まあ、いいかと思う。
自分には、太陽がきらめく、笑い声の響く公園より、
闇の深い、静かな夜の公園の方が、居心地がいいものね。
(負け惜しみ)
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/akane-yama/20191010/20191010224957.png)