山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

真夜中のケーキ

ハンブルグに行った時に、買って来たケーキの元。



映画祭のスタッフの女子が「これ、おいしいですよ-」と推薦してくれたのだ。ドイツ語読めないから、大丈夫なのか…とも思ったけど、きっとどこかに英語が書いてあるだろうし、パウンドケーキなら、さほど作り方に差異はあるまい…そう決意して購入した。が、しかし。

作り方、全然、読めない。しかも、英語表記もなし。

そうなってくると、俄然心配になってきた。ケーキってふくらまなかったら、最後でしょう。で、どうしたかというと、遠方に暮らす、某国立大学のドイツ語の権威の先生に、箱をスキャンして送ったのだった。世界広しといえど、日本の最高学府を卒業になり、子供のころは神童を歌われた先生に、ケーキの作り方の翻訳を頼んだ者はあるまい。(自慢していいのか、わからないけど)。

文学作品でもないので、先生も苦労されたようだが、ちゃんと訳して下さって、無事、作業開始。



というか、解読してもらった結果、卵とバターと牛乳と粉を混ぜて焼けばいいとわかった。なんだ、実に簡単だ。なので、あっという間にできました。



焼き時間が心配だったけど、(ドイツと日本ではオーブンの調子もちがいそうだし…)、でも、ちゃんと焼けたよー。



ミニも香りにつられてやってきた。そして、すごいおいしかったー。簡単なのに。ほんのりレモンの香りがした。

こんなに簡単なら、この粉、輸入したらいいのにと思いました。そして、安かったんだよなー。ドイツで買って来たお菓子たちは、みんなとってもおいしかった。

ちなみに、今夜は、新宿のロフト+ワンに、「やりまんグランプリ」というのを観に行った。このお話は、また、明日。