山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

革命と結婚。

福島の原発がさらに大変なことになっている。 プルトニウムが検出された…驚いた。 といっても、今すぐ自分はどうすることもできないので、昨日の報告を。 昨日は、友人の結婚式&披露宴だった。@香川県高松市。 式場の窓からは、穏やかな瀬戸内海が見渡せる…

猫塚、白犬の墓

昨日、東京に戻ったばかりですが、今は、香川県高松市にいます。 なにをしているかというと…ヒント1. 並んでます。 でもって、なにを待っているかというと…なにやら、白いものが…ヒント2 はい、正解。うどんです。 讃岐うどん、食べに来ました! っていう…

文化の街、東京に。

京都疎開より、都内に戻りました。 ここ数日、ブログのアクセス数が増えました。 検索ワードを見ると、「京都 疎開」とか「疎開」って言葉でここへたどり着いた方が多いことがわかりました。 そうか、みなさん、疎開に興味があるんですよね。 京都にいて思っ…

東京が変わる…。

京都疎開7日目。その2. 日記を書き終わって、お風呂に入ったんだけど、湯船のなかで、つらつらと考えていたら、未来について、書きたくなったので、書いてみることします。 このさき、東京での放射能問題(水、野菜、空気などをひとまとめにしてとりあえ…

どうなる、東京。

京都疎開7日目。 そろそろ、東京に戻ることにしました。 このままホテル暮らしを続けられるほど、裕福ではないし、東京でやらないといけないこともありまして。 明日には都内に戻ります。…ということで、今日は、多少、京都観光をしました。 抜けるような青…

自然を相手にすることのたくましさ。

京都疎開6日目。その2。 さっき、ふるさととはなにか…について書いたけど、震災報道のニュース番組を見ていて、思ったことがあるので、それを書きます。 被災地近くでは、ほうれん草から放射線の影響が現れ、海水にも放射線物質が通常より多く含まれていた…

帰りたい、ふるさとって…?

京都疎開6日目。 ほぼ一週間、京都に滞在していると、やはり、日常にもどりたくなる。 はて、自分にとっての日常ってなんだろう…。 都内にいても、仕事以外ではほとんど外出せず、日がな家にいて、パソコンの前か、DVDを見ているか、本を読んでいるか、で…

のんびりしてすみません。

京都疎開5日目。 今日までの日々を多少の写真で振り返ってみます。 17日朝、新幹線に乗って、京都に来ました。 途中、雪景色が美しかったことを覚えている。 でも、道中、とても不安でした。 比叡山を臨む円通寺、近くのホテルに入りました。 少し歩くと、上…

洗濯モノとタバコの匂い

京都疎開4日目。 今日はホテルを移動しました。 昨日までいたところは、部屋も広くて、近くに緑の多い公園もあって、快適だったのですが、連休に入って、値段が跳ね上がり、同じ部屋なのになんだかなーという気分になり、京都市内の、わりと便利なホテルへ移…

物語の力を信じて。

京都疎開3日目。 今日から、ポール・オースターの「オラクルナイト」を読んでいます。 こんな誰も予想できなかった大災害が起こってしまったら、フィクションの力なんて、吹き飛んでしまうのではないか…と思ったりもしましたが、いえいえ、そんなことはなか…

京都疎開の日々1

昨日、京都に疎開してきたことを気に病んでいる…と日記に書きましたら、数々の方々から、あたたかく、やさしいメールをいただきました。 そんなに罪悪感を持たなくていいですよ…というメール。 ありがとうございました。 メールを開くたびに、こわごわしてい…

おそれはおそれとして。

いろいろ迷ったのですが、正直に書くことにしました。 今は、京都におります。今朝ほど、新幹線に乗ってやってきました。 予定していた仕事が次々とキャンセルになり、都内にいないといけない必然性がなくなりました。 うちは停電もしない地域なので、あまり…

小人閑居

自宅待機のため、いろんなこと、やってみる。 チェルノブイリの事故の影響を逃れるために、NYに渡った、ウクライナ出身のユージン・ハッツを中心にした、バンド「ゴーゴル・ボルデロ」。 ゴーゴルって、あの、ロシアの小説家、ニコライ・ゴーゴリと同じらし…

なにものでもないひと。

地震5日目。 報道部門でない自分は、とりあえず、暇。 いくつか打ち合わせがあったり、ちょっと書いたドラマのロケが行われているようだけど、基本、暇です。 家にいて、テレビとツイッターを見ながら、本読んだり。 それで、ツイッターを見ていると、「自分…

「これから、フェミニズムの話をしよう」

今日は、上野千鶴子さんの東大早期退職にともなっての「特別講義」が行われる予定だった。 当社では、撮影のお手伝いをすることになっていたが、中止になったので、家でおとなしくしている。 それで、漠然と考えたことを書きます。 講義のタイトルは「不惑の…

ゆらゆらの日々。

地震3日目。 平常時なら、明日は、東大で上野千鶴子教授の「特別講義」ようするに、「最後の授業」が公開で行われるはずだった。 が、中止となった。 ただでさえ、混雑が予想され(定員が300名のため、徹夜組も出ると言われていた)、交通機関も不安定で、…

上野千鶴子東大教授・特別講義

3月15日(火)予定されていた、 上野千鶴子教授 特別講義 中止になりました。 ひとまず、お知らせまで。

節電の夜に。

地震2日目。 これまでは、テレビで被災地の様子を見て、衝撃を受けるばかりだったけど、明日から関東地方も一定期間、停電になると知り、はじめて、危機感のようなものを実感している。 テレビで見ても、ツイッターで読んでも、実感がなかなかわかなかった…

動物たちは。

地震発生して、一日。 被害のひどさに驚くばかり。 でも、なにもできないので、テレビ見ながら、ツイッター見るだけ。 夜になってから、DVDで「村娘」(大久保佳代子劇団)の舞台を見る。 後輩のディレクター(女子)が撮ったもの。面白いです。 今夜は、表…

みなさん、無事ですか。

地震…。とにかく、すごい一日だった。 久しぶりに家でデスクワークしていて、3時から近所に出かける予定だった。 そんな時、地震。 自分のデスク脇には、本棚が並び、地震が起きたら、本棚の下敷きになることが決定しており、そのため、どうせ、本の下敷きに…

「Breaking Bad」再び

アメリカの人気テレビドラマ「Breaking Bad」に再びはまっているので、その話。 「Breaking Bad」はアメリカ南部のスラングで、「不良になる」みたいな意味らしい。ツイッターで教えてもらった。 主人公はごく普通の50歳の高校教師。この教師が、メス=合成…

DVD「兼子」

懇意にしている渋谷昶子監督の作品、DVD「兼子」を見ました。 兼子とは、柳兼子さんという、日本歌曲の歌い手です。 民芸運動で著名な柳宗悦さんの妻でもありました。 いえ、正直、自分は全然知りませんでした。柳兼子という名前も、日本歌曲というジャンル…

空気が一番、怖い。

今日の朝日新聞の記事に宗教学者の島田裕巳さんの記事があった。 近刊の著書についてのインタビューだったけど、なかに気になることがあった。 それは、「空気が一番おそろしい」って話。 島田さんは、オーム真理教の事件の時に、事実無根の記事を書かれ、そ…

ひとを動かす魅力。

ひとを動かす動機ってなにかしら…と思う。 先日、後輩2名とともに、再び、ゲッターズ飯田氏の占いに行ってきたんだけど、その帰り道、昔ながらの喫茶店を見つけて入り、後輩2名とノンアルコールで(私も後輩も飲まないので)、24時くらいまで話した。 で、後…

中年留学。

ニュージーランドの地震による被害者には、日本からの留学生が多かった。 亡くなった方もいらっしゃるので、心苦しいけれど、ニュースを見ていて気づいたことがあった。 それは留学生の年齢について。30代、40代の女性がけっこう、いらしゃった。 実は最…

自分、フランスでのインタビュー

なんか、今更なんですが、昨年12月にパリのキノタヨ映画祭に行ったときにインタビューを受けた、フランスのインターネットテレビがアップされたようです。 「カゲムシャ」KAGEMUSHA カゲムシャという名前の、日本映画専門の、フランスのネットテレビです。 …