山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

テレビ番組

模倣と欲望。

大した感慨もないうちに、6月になってしまった。6月といえば、もっと夏の入り口っぽいはずなのに、はっきりしない天気が続くせいで、「また、夏が来てしまった・・」という感慨がなかった。 先日、仙人みたいな医師の方に「風邪ひいてますね」と言われ、無自…

セクロボとNEOの間にあるもの。

思ったより仕事が早く終わったので、久しぶりにテレビを見る。 「セクシーボイス&ロボ」と続いて「サラリーマンNEO」。このふたつのドラマ(ネオはドラマじゃないかもしれないけど、ドラマ仕立てではある)、たぶん、真逆の世界観に被われている。 「セクロ…

帰ってきた時効警察とか。

今日は、そういえば、「時効警察」のオンエア日だった。 (自分で脚本を担当したものが流れるの、ひさしぶり) しかし、昼間からいろいろ事件がたてこんでいて、その捜査のために、多忙でした。(私は刑事ではないけどさ)にもかかわらず、さっきまでは、山…

プロってなに?

写真は、木製のスティックをかじるミニ。 なにが好きって犬がケモノっぽさを発するのを見るのがすき。やつらは、自分たちとはちがうのねえと思うのが好き。そんな一瞬。 今夜、「プロフェッショナル」というNHKの番組を見た。出演は、装丁家の鈴木成一さん。…

50代なのに、30代に見えるひと。

今夜の「帰ってきた時効警察」は、50歳の熊本さんが、若い頃を思い出すシーンから始まる。熊本さん(岩松さん)ファンとしては、若作りなかつらが似合っていて、面白かった。ドラマのモチーフは、オスカーワイルドの「ドリアングレイの肖像」とビリーワイル…

THE OC ざんまい@GW

そんなわけで、連休は、THE OC三昧。今日、シリーズ1は全部借りてきた。(10本)ホントは一気見したいけど、仕事のある身、一日一枚と決めている。う~見たいっす。 THE OCの舞台は、ビバリーヒルズみたいな富豪ばかりの集まる地域。そこにひとり紛れ込んだ…

なんか痛い。

TBSの「冗談じゃない」というドラマをちょっと見た。 だって、ものすごい設定なんですもの。40歳独身の織田裕二の結婚相手が20歳年下の上野樹里。これくらいはありえるし、ドラマとしてもありだと思うけど、その嫁の母親が大竹しのぶで織田裕二のかつての恋…

帰ってくる時効警察

睡眠不足の日々ですが、今日はロケがすこぶる早く終わったので、更新。 そういえば、自分も一話分書かせてもらった、「帰ってきた時効警察」が本日(13日)23時15分より始まります。今日は初回ですね。(私の脚本分は、確か5月オンエアだと思う) オリコン期…

ハゲタカ、今頃見る。

少しずつ、仕事が終わっていく。 夜は、NHKドラマ「ハゲタカ」を一気見。面白かったなあ。何より役者さんがよかった。柴田恭兵さんが、ホントの銀行員に見えたし、大森南朋も悪人なんだか善人なんだか・・そのあわいをうまく演じていた。そして、松田龍平が…

NONFIX 四たび!

昨日の日記があまりに後ろ向きなので、早々に更新。 いい知らせがったので。 NONFIX「韓国における日本文学のあいまいな軽さ」(フジテレビ)が下記スケジュールで、CSに登場することになりました。う~ん、通算、四回以上の放送になります。ありがたいこと…

再び、お知らせ。

昼間、お散歩に行っているという証拠写真。昼間だと、写真撮影もできるのね。太陽ってすごい。 今日は、すこぶる眠いんで、まとまったことを書く能力がないのと、明日オンエアだから宣伝です。 (以下は、前にも書いたのと同じ文章です) 昨年、制作して、好…

韓国の日本文学(お知らせ)

会議中の犬。(本文には関係ありません) 急なお知らせです。 昨年、制作して、好評を博した(!)、NONFIX(フジテレビ)「韓国における日本文学のあいまいな軽さ」が、再び再放送されることになりました。再び、再放送ってなにさ?と思われるかもしれませ…

芸術とお金儲け

月曜日。 今日も、テレ東の「カンブリア宮殿」見ちゃった。ゲストは、現代美術家の村上隆さん。アニメみたいな絵が、一億三千万円でフランス人に売れたりしていた。「売れる芸術」を標榜していらして、話もよどみなく、自分のスタンスをはっきりわかって、自…

ヒミツの花園

今日は、少し宣伝。 1月9日(火)夜10時から始まった「ヒミツの花園」(関西テレビ)は、友人の小松隆志の演出。他にも親しいひとが担当しているので、久しぶりにテレビドラマを見た。身内だからじゃなくて、けっこう面白かった。 ファッション雑誌の編集者…

14歳の母について

テレビドラマ「14才の母」の熱心な視聴者ってわけではないのだけど、十代での妊娠、出産について、ぼんやり考えたことなど。 最初は、自分だって14才で子供を産むなんてあんまりだ、無謀だ、その先の人生たいへんだ!と割と普通の感想を持っていた。命の大…

生涯恋愛現役国・ニッポン

昨晩、「熟年結婚」というドラマを見ていた・・と書いたけど、同時に「14歳の母」もちらちら見ていた。 「熟年結婚」の視聴率がどうなるかは、明日にならないとわからないけど、このドラマの前作「熟年離婚」が高視聴率だったから、同じような結果になるかも…

画家とその人生

時々、テレビで美術系の番組を担当する。近々、NHKの「迷宮美術館」をやるので、テーマになる画家の資料を読んでいる。するとさー、やはり、面白いのよねえ。 描き手としては、絵そのものを見てほしいと思って描いていると思うけど、つい、その作家のひとと…

動物とヒトがつながる瞬間

廊下の途中で、時間をつぶしている犬たち。それを撮影している、さらに間抜けな飼い主。カナ(奥にいる犬)に写真とるからこっち向いて、って言ったのに、プイ!って感じでそっぽを向かれた。最近、犬のことばかりとっているので、「またかよ」って気分なの…

ワーキング・プア 働いても貧乏

数日前、NHKスペシャルで、「ワーキング・プア~働いても働いても豊かになれない」という番組をやっていた。ワーキング・プアとは、働いているのに、重労働・低賃金なため、貧乏から抜け出せない状態をさすらしく、そのようなひとが、若者から地方の老人まで…

ゆるナビ・金久美子

昨晩は、ダビンチコードに(今更ですが)はまって大切な事を書くのを失念した。 本日、担当番組のオンエアなので、謹んでお知らせします。 番組名 ゆるナビ NHK総合(つまり1チャンネル) 夜11時~11時半 オンエア MC 渡辺満里奈 私が担当したのは、「さよ…

再放送のお知らせ

昨年12月に放送した、 自作自演番組(こう、書くとなんか悪いことみたいだけど)が再放送されます。 前回、見逃した方は、この機会にぜひにご欄ください。 NONFIX (フジテレビ) 「韓国における日本文学のあいまいな軽さ」 1月15日(日)午前三時10…

崖っぷちだよ、人生は。

水曜日は、週に一度のお楽しみ、「ディスパレートな妻たち」の放送だ。 夜の10時からだから、ちょっとお出かけしていると見逃すので、注意が必要。それでも、今日は、間に合って帰ってこれて、紅茶をいれてお菓子も用意して、きっちり見ることができた。 …

事件がない毎日をどうするか。

ビデオにとってあった、「デスパレートな妻たち」5回目を見る。 面白いことは面白いけど、なんていうか、普通の主婦の話から、ちょっと事件ものぽくなってきて、「もう、普通の主婦じゃないじゃん」って感じ。 もちろん、自分の頭をピストルでぶち抜いて自…

主婦だけではもたない?

昨日は、最近注目の「デスパレートな妻たち」の4回目の放送でした。放送時間には家にいなかったので、本日、入手したビデオを鑑賞。 ふうむ。一段と面白くなってきました。が、しかし、ドラマは全体にサスペンスの様相を呈してきた。一話で自殺したメアリー…

不幸なのは専業主婦?

アメリカの人気テレビドラマ「デスパレートな妻たち」面白かったな~とぼんやり思い出していた。このドラマは、高級住宅街に暮らす、4人の主婦たちが主人公。(正確には5人?最初にひとり死んじゃうんだけど) でもって、それぞれを紹介すると、 スーザン…

自分の頭をぶちぬかないために。

ちょっと出遅れたけど、アメリカの人気ドラマ「デスパレートな妻」たちをまとめて見た。 ううん、面白いよ~。 「SEX AND THE CITY 」なき後、楽しめるテレビドラマなくって、退屈していたけど、これはかなりいけてる。 ちょっと映画の「ベッドフォードワイ…

純愛ブームの終わり?

この世の移り変わりは激しいなあ。 と思いつつ、昔から、諸行無常って言われているから、今に始まったことではないのか。 親しいひとが、テレビドラマのプロデューサーなので、ドラマ界の隆盛に自然と詳しくなる。今放送中のドラマは「純愛」ものが全敗らし…

男と女の友情?曲り角の彼女より

本日、「曲り角の彼女」(関西テレビ)というドラマを見た。 知り合いが制作しているにも関わらず、今日までみるチャンスがなかった。 なかなかよく出来ていて楽しめた。 ドラマの中で男と女の間に友情が成立するかってことが取り沙汰されていた。 ううむ。 …

モニターを越えて。

作家の角田光代さんが取材されていたので、TBSの情熱大陸を見る。 (知り合いの会社の制作だったし) 著作はいろいろ読んでいたし、その人柄についても、過去にテレビで取材した知人から聞いてはいた。 とても清楚で暖かい感じのひとだと。 評判通りのかわい…

出版エージェントって。

テレビ東京の「ガイアの夜明け」を見る。 出版業界の動きも知っておかなくっちゃね。 (知り合いも出てたし) 番組のなかで一番興味をもったのは、アップルシード・エージンシーという出版エージェントの存在。 アメリカやイギリスでは、作家がエージェント…