山田あかねの一喜一憂日記

テレビディレクターをやりながら、小説書いてます。映画も撮りました。脚本なども書いてます。 本、買って下さいね。

小説

だから闘う、このマンハッタンで。

スタバで買ったカップケーキ。あまりのかわいらしさに2個購入。美味しいけど、バタークリームがチト濃厚。アメリカのケーキ屋さんらしい味。(まあ、スタバの出自はそうなんだから当然か)。 今日のお犬さま。 昨日は、雪でお散歩を短縮したので、今日こそき…

小説「犬身」にブルっ。

松浦理英子さんの「犬身」を読む。 数ヶ月前に手にしていたけど、初めの方の、ひとの臍のごまをなめとる描写がどうしても気持ち悪くて、読み進められなくなっていた。が、最近、ふと手にとってまた読み始めたら、一気読みだった。 すごいなー面白いというか…

小説の自由、テレビの進化。

昨日の朝日新聞に(たぶん)、保坂和志さんが、カフカの「変身」について書いていて、そのなかで、「小説は比喩じゃない」という一文があった。そうだよなーと思う。小説を読む楽しみって、読んでいる最中にあって、読み終わった途端にあらすじを忘れてもい…

アンチ・トラウマ語り

ぼんやり、文芸誌を久しぶりに読む。 文學界10月号の東直子さん著の「うさん」という小説。不思議な読後感のお話だったけど、読んでいる間中、漠然と感じたのは、「時効警察」っぽい…ということ。純文学の小説に向かって、テレビドラマと比べたりしたら、文…

落ち込んでいるんだか、なんkだ。

昨晩、ミシェル・ウエルベックの「闘争領域の拡大」を読んで、面白かったけど、漠然と落ち込んだ。 当然だ。だって、救いのないお話なんですもの。闘争領域=高度資本主義社会のなかでは、なんでも闘争の対象になって、息苦しいって内容だもん。かつては見合…

自殺と熱と犬の人生。

風邪のため、仕事がほとんどはかどらず、一日中、寝たり起きたり。なので、本ばかり読んでた。 昨日は、「一度死んでみますか?」という島田雅彦としりあがり寿の対談集を読んだ。いずれ、自殺をテーマにした小説、書いてみたいなーと思って、「死」関連のも…

どんより、日曜日。雨。

雨の日曜日。 といっても、昼の間はほとんど寝ているので、天気ってあんまり関係ない。お昼頃一度起きて、お昼ご飯をいろんなひとや犬に食べさせたら、午後三時くらいからまた寝た。目が覚めると夜になっていた。すぐに夕食の時間で、作るのが面倒なので、お…

カラーマゾフの楽しみ

昨日は、ヤプログの事情で更新できなかったので、火曜の朝、書いてます。(暇なのかよ!) 話題の「カラマーゾフの三兄弟」を読んでいて思ったこと。男は三タイプいて、女は二つか。 男 1)長男・ミーチャタイプ ハンサムな放蕩息子。酒と女に溺れて、暴力…

新しい一週間、新しいヨロコビ。

そんなわけで、週が開けてもぐったりしていた私ですが、少々、朗報がありました。 石田衣良さんや角田光代さんらも書いている短編集「オトナの片思い」(角川春樹事務所)が、増刷になるそうです。うれし。共著とはいえ、うれしいもんだ。 さらに、「オトナ…

責任は誰がとる?

自分の小説のために、J・クッツェーの「動物のいのち」を読んでいる。 クッツェーはもっとも尊敬する作家のひとりですが、いやあ、これを読んでいても、そうか、畏れ多くも自分もこういうものが書きたかったのだなあと思う。(じゃあ、書けばいいじゃないか…

古典的しあわせ。

先日、「若きウエイテルの悩み」(BY ゲーテ)読みました。 途中で寝た日もありましたが、あくまでも風邪のせいで、いやあ、面白かったし、良くできているお話でした。やっと好きなひとができたら、その人はすでに婚約中で、でも友達として仲良くしてくれて…

カラーマゾフ効果その2

というわけで、「カラマーゾフの三兄弟」を読んでいるわけですが、これによって、いろんな影響を受けつつある。このような古典を読むのは、そういえば、久しぶりだったので、とても新鮮な気持ちで読むことができるのだった。 そして、本日、「アンナ・カレー…

ドストに励まされ。

深夜に犬の散歩に行ったら、ものすごい数、蚊に刺されて恐ろしかった。 風邪が治ったからといって、生活態度が治るわけではなく、昨晩は、イギリスのテレビドラマ「刑事フロスト」というのを2本見た。(実は前の晩に2本みている。これで合計4本)。なんと…

カラマーゾフの兄弟とベストセラー

現在、夏風邪におかされながら、「カラマーゾフの兄弟」の新訳を読んでいる。それでもって、これって、ベストセラーランキングに入っているのだ。(アマゾンなどで)。 いやあ、不思議だよね。150年以上昔のロシア文学ですよ。テーマは宗教色が強いし。作者…

片思いに効くクスリ

今夜も引き続き、宣伝です。 私も一遍書いている、恋愛短編集「オトナの片思い」(角川春樹事務所・1500円)は、いまをときめく、作家たちが、「片思い」について、書いています。ということは、片思いのとき、どうしたらいいのかしら…と思っている紳士淑女…

オトナの片思い

大人になってからする片思いはつらいよね~と仲良しの女性編集者とのおしゃべりから生まれた、短編集「オトナの片思い」の見本が届きました。 「オトナの片思い」(角川春樹事務所 1500円) 今をときめく、石田衣良さん、角田光代さん、伊藤たかみさんなど、…

迷ったら、すすむ。

「石橋を叩いて渡る」ということわざがある。 慎重に慎重をきする…というような意味でしょうけれども、自分の場合は、「石橋はなくても渡る」であった。前半生、川があれば、濁流でも、向こう岸に行きたいと思えば、溺れたり、流されることを覚悟して、川に…

ポテチ的小説。

今日は早起きして、連載している小説につける写真の撮影をした。前回は逗子でやったけど、今日は都内の自宅で。準備のため、昨日は朝から大掃除だった。それでも、大型犬2頭いると、部屋がなかなか片付かない。これだけがホントに悩みの種だった。けれども…

野良犬のゆくえ

次に書く小説が北海道の牧場にからんでいるので、参考資料でいろいろ読んでる。現在、読んでいるのが、2000年頃にベストセラーになった小説である。北海道の牧場での出来事がきっかけで、殺人事件が起きたり、悲恋があったり、出世物語があったり・・の…

恋愛体質という名の病。

計画では、午後から美容院に行って、髪を切って、それから監督協会の集まりに行くつもりでした。まず、美容院に行くのが、面倒だなあってところから始まった。別に、行かなくてもいいじゃん・・そう思ってやめた。で、家でだらだらしてたら、日が暮れてしま…

D列車でいこう。

写真は、阿川大樹さんの新刊(5月20日発売) 「D列車でいこう」(徳間書店) 著者よりいただいた。 阿川さんというのは、たいへんユニークなひとである。テレビのドキュメンタリーの主人公になりやすいひと。私は長い間、ヒューマンドキュメント的な番組…

長いお別れ。

チャンドラー作、村上春樹訳の「ロンググッドバイ」を読み終わったのだけど、なかなか立ち直れない。立ち直るという言葉が的確じゃないかもしれないけど、「ロンググッドバイ」のことばかり考えてしまう。自分が今、やらなきゃいけない仕事のこととか、生活…

おいしいコーヒーの飲み方。

昨日から、チャンドラー作・村上春樹訳の「ロンググッドバイ」を読んでいて、わりと至福の時を過ごしている。 久しぶりに、ていねいにコーヒーを入れた。家にいるときは、ほとんど紅茶で、コーヒーはそれほど飲まない。けど、フィリップ・マーロウが亡くなっ…

今更ですが、「ロング・グッドバイ」を。

今更ですが、村上春樹さん訳の「ロング・グッドバイ」を読んでいます。 村上春樹さんを知ったのは、自分が大学生の時、早稲田の文学部の生協で、「群像」新人賞をとった「風の歌を聴け」を立ち読みしたのが、最初です。最初の数ページを読んで、衝撃がはしり…

ハードボイルドなハーレクインロマンス。

そんなわけで日曜日。 日曜日は普通、おやすみのはずですが、前世で王様に生まれて、全然働かずに、酒池肉林を繰り返した罪で、現世では、日曜日も土曜日もずっと働いております。はあーっ。 それでも、昨日は仕事のあと、映画も見に行ったのだから、(帰っ…

二十歳の男

去年の暮れから、二十歳の男と同居している。一年前くらいから知り合いだったが、本格的につきあいだしたのは、去年の暮れ、クリスマス直前であった。こいつは高校卒業後、大学受験に失敗し、受験生でもありつつ、バンド活動を続け、一時はメジャーデビュー…

本など必要ない暮らし方。

昨日のつづき。「世界の果てのビートルズ」について。 主人公は、スウェーデンの北の果ての小さな村に生まれ育った男の子。10歳のころ、初めて、レコードってものを聞いて、その時、ビートルズやプレスリーに出会ってぶっ飛ぶ。それで、友達と手製のギター(…

世界の果ての・・。

「世界の果てのビートルズ」というスェーデンの作家の小説を読んでいる。スウェーデンでは、大ベストセラーだったようだ。タイトルと、スウェーデンにひかれて買ったのだけど、なかなかどうして、新鮮な感じ。 スウェーデンの北の果ての街が舞台で、主人公の…

彼ってクマみたいなタイプなの・と言えば?

ジュリアン・バーンズという作家の「フローベールの鸚鵡」という小説を読んでいる。 フローべールとは、かの「ボワリー夫人」の作者のフランスの作家である。この本は、小説というスタイルをとっているけど、エッセイに近いような、それでいて、謎解きもある…

恋愛と結婚のはざま

突然ですが、お知らせです。 世界文化社発行の「MISS」というファッション雑誌で、小説の連載が始まりました。 連載といっても、読み切り短編なので、毎回主人公はちがいますが。 「1月号」からと聞いていたので、来年の1月に発売なのかと思っていたら、そー…